両筑土地改良区とは?

農業用水の配水管理

管轄内の農業用水の安定供給に努めております。

管理施設による水量の調節・分配など

農業用施設の維持補修

古くなった管理施設の補修や整備を行っています。

管・水路工事、揚水機場改修工事など

賦課金の徴収

上記のような経費や改良区の運営に必要なお金を賦課金として組合員の皆様より徴収しています。

概要

名称両筑土地改良区
所在地福岡県朝倉市小田1144-4
設立年月日昭和42年1月13日
受益地朝倉市・筑前町・小郡市・大刀洗町
受益面積朝倉市(1,913ha)・筑前町(1,676ha)
小郡市(465ha)・大刀洗町(466ha) 計(4,520ha)
組合員数6,224人 ※受益面積、組合員数 R3.4.1現在

沿革

 当地区は筑後平野の北側に位置し、地区内の水田の主水源は比較的流況に恵まれた小石原川、佐田川のほか、水源力に乏しい小河川及び群小の溜池群、湧水にゆだねられ、しばしば干ばつを被り、水稲作は極めて不安定であった。また洪積台地上の畑地の一部は地下水揚水機により水田化されているが、相互干渉による揚水枯渇を来し、農作物の育成は極めて不安定であり多大の維持管理費を必要としていた。

 このような農業に対する不安定要因を抜本的に改革するため、昭和42年から両筑平野用水事業として農林省から水資源開発公団が承継し小石原川上流に江川ダムを建設し、西部導水路(三輪幹線、立石幹線、夜須幹線)から農業用水を供給し、佐田川上流に寺内ダムを建設し、寺内幹線、福田幹線により農業用水を供給している。

これら両ダムは導水路により結ばれており、総合的に利用することができる。

 また、県営事業として先の事業により供給された農業用水を水路と頭首工、揚水機により取水された水と併せて地区内農地へ安定供給するものであり、なお平成2年に江川ダム直下に利水従属型である小水力発電所を建設し揚水機の維持管理費の軽減を図っている。

 関連事業として地区内全域で実施されている圃場整備事業と一体となり、農業の近代化及び生産性の向上を図り地域農業の発展に資することを目的とする。

組織体系

発電所

水管理システム